【実体験】プロパンガスは本当に高い?岐阜へ移住したら月1万円超え!都市ガス時代と比較してみた

> 家計管理

こんにちは〜。88lifeです!
今回は、プロパンガス(LPガス)の料金についてのお話です。

2025年、我が家は大阪から岐阜県へ引っ越しました。
自然が近くなって、以前よりものんびりとした暮らしができるようになり、

88life
88life

地方暮らしいいねぇ…。にっこり

なんて思っていたのですが……。

引っ越してしばらくして、あるものを見て固まりました。

ガス代、10,255円。

…たっか!!!笑

大阪に住んでいた頃は都市ガスだったので、夏場なら月2,000円前後。
冬でも5,000〜7,000円ほどで収まることが多かった我が家にとって、いきなりの1万円超えはなかなかの衝撃。笑

「プロパンガスって高いとは聞くけど、本当にこんなに違うの?」

気になった私は、料金について調べるだけでは飽き足らず、管理会社に確認して、最終的にはガス会社に料金交渉までしてみました。笑

そしてこの記事を書いてから数か月が経ち…。
妻がつけてくれていた家計簿を確認してみると、その後のガス料金もしっかり残っていました。

これなら「最初だけたまたま高かったのか?」まで検証できます!

ということで今回は、実際に大阪から岐阜へ引っ越した我が家のガス料金をもとに、

  • 都市ガスからプロパンガスになって料金はどう変わったか
  • プロパンガスはなぜ高いと言われるのか
  • ガス会社に値下げ交渉はできるのか
  • 我が家で実践した節約方法
  • 引っ越してから約5か月間のリアルなプロパンガス代

などをまとめてみたいと思います!

これから地方移住を考えている方や、賃貸物件を探している方、

そして、

読者さん
読者さん

うちのプロパンガス、高くない…?

と思っている方の参考になれば嬉しいです〜!


岐阜へ引っ越したら、ガス代が1万円を超えました

まずは、今回この記事を書くきっかけになった我が家のガス料金から。

2025年11月。

岐阜へ引っ越して初めて届いたガス料金がこちら。

使用量:11.9㎥
請求額:10,255円

1万円超え。

請求額を見た妻から、

妻チャン
妻チャン

ガス代ヤバイ!

とLINEが来ました。笑

もちろん、季節や使用量によってガス料金は変わります。

ただ、我が家の場合は直前まで大阪で都市ガスを使っていました。
妻がつけてくれている家計簿を見返してみると、2025年の大阪時代のガス料金はこんな感じ。

ガス料金
1月7,804円
2月5,802円
3月6,689円
4月6,438円
5月5,015円
6月3,808円
7月2,357円
8月2,083円
9月2,050円
10月1,597円

夏場なんて2,000円前後です。10月に至っては1,597円

そこから岐阜へ引っ越して…

11月:10,255円。
急に桁変わっとりますやん。笑

もちろん、この2つをそのまま比較して「プロパンガスは都市ガスの○倍高い!」とは言えません。
都市ガスとプロパンガスでは熱量が違いますし、季節も使用量も違うからです。

ただ、家計を管理する側からすると、結局気になるのは毎月いくら払うのか。

ここなんですよね。

地方移住というと、
「家賃が安い」
「駐車場代が安い」
「都会より生活費を抑えられる」

といったメリットに目が行きがちです。

私自身も、生活コストを下げることは地方で暮らす大きなメリットのひとつだと思っています。

ところが実際に移住してみると、すべての生活費が安くなるわけではありませんでした。

そのひとつがプロパンガスだったんです。。。キャー


「じゃあ節約すればいいじゃん」と思ったのですが…

最初に10,255円の請求を見たときは、

「まぁ、使いすぎたのかな?」とも思いました。

そこで、お風呂の使い方などを少し意識するようにしました。

そして翌月。

2025年12月:7,337円。

おぉ!下がった!

「やっぱり使い方を意識すれば結構いけるんじゃない?」

…と思っていた時期が私にもありましたよ。笑

その後の料金がこちら。

使用量ガス料金
2025年11月11.9㎥10,255円
2025年12月7.3㎥7,337円
2026年1月10.2㎥9,199円
2026年2月13.4㎥11,188円
2026年3月7.0㎥7,144円

2月 11,188円。

はい。余裕で新記録達成です。笑

ただ、こうして約5か月分のデータを並べてみると、最初だけが異常に高かったわけではないことも分かります。
寒くなって使用量が増えれば、やっぱり料金も上がる。

我が家の場合、岐阜へ移住してからの5か月間は、月7,000〜11,000円ほどのガス代がかかっていました。

では、大阪時代と比べて実際どのくらい家計負担が増えたのでしょうか?

そしてそもそも、なぜプロパンガスは「高い」と言われるのでしょうか?

ここからもう少し詳しく調べてみます。


都市ガスからプロパンガスへ。実際のガス代を比較してみた

「プロパンガスになって高くなった気がする。」

感覚だけで終わらせても仕方がないので、実際に家計簿を引っ張り出して比較してみることにしました。

ありがたいことに、我が家では妻が毎月の光熱費を家計簿につけてくれています。
こういう時、家計簿ってめちゃくちゃ役に立ちますね。笑

まず、大阪で都市ガスを使っていた2025年1月〜10月の料金がこちら。

ガス料金
1月7,804円
2月5,802円
3月6,689円
4月6,438円
5月5,015円
6月3,808円
7月2,357円
8月2,083円
9月2,050円
10月1,597円

そして、岐阜へ引っ越してプロパンガスになってからがこちらです。

ガス料金
2025年11月10,255円
2025年12月7,337円
2026年1月9,199円
2026年2月11,188円
2026年3月7,144円

並べてみると、なかなか分かりやすいですね。


毎月の負担は明らかに増えた

大阪で都市ガスを使っていた2025年1月〜10月のガス料金を合計は45,643円。
月平均にすると約4,564円/月です。

一方、岐阜へ引っ越してプロパンガスになった2025年11月〜2026年3月は、5か月で合計45,123円。
月平均では、約9,025円/月。

我が家の実際の支払額だけを見ると、プロパンガスになってからの月平均は約2倍になってることがわかりました。

大阪時代の10か月分と、岐阜に来てからの5か月分の合計金額がほぼ同じ。

88life
88life

…5か月で追いついちゃった。笑

ただ、これは「プロパンガスは都市ガスの2倍」と言っているわけではありません。

比較している期間も違いますし、岐阜へ引っ越したのが11月なので、プロパンガス側のデータはガスを多く使いやすい冬場に偏っています。

さらに、大阪と岐阜では気温も違います。

そのため、この数字だけを使って「都市ガスからプロパンに変わると必ずガス代が2倍になる!」とは言えません。

あくまで、我が家では実際にこれくらい家計負担が増えたというひとつの実例として見てもらえればと思います。


使用量だけを比べるのも注意が必要

ちなみに、家計簿にはガスの使用量も残っていました。

大阪時代は夏場なら1㎥を下回る月もありましたが、岐阜へ引っ越してからは、

  • 2025年11月:11.9㎥
  • 12月:7.3㎥
  • 2026年1月:10.2㎥
  • 2月:13.4㎥
  • 3月:7.0㎥

となっています。

これを見ると「岐阜に来てめちゃくちゃガス使ってるじゃん!」

と思いますよね。

私も最初そう思いました。笑

ただし、ここにも注意点があります。

都市ガスとプロパンガスでは、同じ「1㎥」でも持っている熱量が違います。

そのため「大阪では3㎥だったのに岐阜では10㎥だから、3倍以上使っている」というような単純比較はできません。

ここは、私も知らなかったところ。

料金を調べていると「1㎥あたり○○円」という数字が出てくるので、そのまま比較したくなるんですよね。

でも、都市ガスとプロパンガスの料金をちゃんと比較するなら、熱量の違いも考えて見る必要があります。

このあたりは次の章で詳しく紹介しますね。


地方移住=「すべての生活費が安くなる」…ではなかった

今回改めて家計簿を見返してみて感じたのが、

「地方へ移住すれば何でも安くなるわけじゃないんだな」

ということ。

地方暮らしでは、家賃や駐車場代などを抑えられる場合があります。
実際、生活費を下げやすいことは地方暮らしの魅力のひとつだと思っています。

ただ、その一方で物件によってはプロパンガスだったり、車が必要になったりと、都会より負担が増える部分もあります。

だからこそ、これから地方移住を考えるなら、家賃だけを見て「安い!」と判断しないこと。

これは実際に移住してみて、かなり大事だと感じました。

月5,000円の家賃差を喜んでいたら、光熱費が月5,000円増えた。
…なんてことになったら、家計的にはプラマイゼロですからね。笑

賃貸物件を探すときは「都市ガスなのか?プロパンガスなのか?」
これも生活費を考えるうえで確認しておきたいポイントです。

では、そもそもなぜプロパンガスは都市ガスより高いと言われるのでしょうか?
そして、我が家が払っていた料金は本当に高かったのでしょうか?

次は、都市ガスとプロパンガスの違いを正しく比較しながら、料金の仕組みを見ていきます。


そもそも都市ガスとプロパンガスは何が違う?

ここまで「プロパンガスになって高くなった!」

という話をしてきましたが、そもそも私は都市ガスとプロパンガスの違いをそこまで気にしてませんでした。

88life
88life

ガスはガスでしょ。
少し高いくらいっしょ?

くらいの認識でした。笑

でも、あまりにも料金が違ったので調べてみると、結構仕組みが違いました。

まず大きな違いは、ガスを家まで届ける方法です。

都市ガスは、道路の下などにあるガス導管を通して各家庭へ供給されます。
一方のプロパンガス(LPガス)は、一般的にはガスボンベなどを使って各家庭や建物へ供給されます。

だから地方に行くと、家の横に大きなガスボンベが置いてあったりしますよね。
岐阜に引っ越してからは普通の光景になりましたが、大阪にいた頃はほとんど意識してませんでした。


1㎥あたりの料金だけで比較してはいけなかった

そして、今回この記事をリライトするうえで修正しておきたいことがあります。

以前の記事では、都市ガスとプロパンガスの「1㎥あたりの料金」をそのまま比べて、

「プロパンガス、高すぎない?」

と考えていました。

でも、これは正確な比較ではありませんでした。
というのも、都市ガスとプロパンガスでは1㎥あたりの熱量が違うとのことだからです。

経済産業省の資料では、目安として、

都市ガス:約10,740kcal/㎥
LPガス:約24,000kcal/㎥

とされています。

つまりLPガスは、同じ1㎥でも都市ガスより約2.2倍の熱量があります。
逆に言えば、同じ熱量を得るためには都市ガスの方が約2.2倍ほどの量が必要になります。

88life
88life

パワーが違うんですね!

なので、
都市ガス:1㎥○○円
プロパン:1㎥○○円

という数字だけを並べて「プロパンは都市ガスの○倍高い!」と判断することはできないんです。

いやー、知んわそんなこと。笑

こういうのは実際に自分のガス代が高くならないとなかなか調べません。

そのため、前の章で紹介した我が家の使用量についても、
「大阪では3㎥だったのに岐阜では10㎥だから、使用量が3倍以上になった」という比較はできません。

ここは今回のリライトで訂正しておきたいと思います。


じゃあ、なぜプロパンガスは高いと言われるの?

そこで新たに生まれた疑問。

熱量が違うなら、
「調整すればプロパンガスって、実はそんなに高くないんじゃないか?」

ところが、料金の決まり方にも都市ガスとLPガスでは違いがあります。

LPガスは以前から自由料金で、販売店によって料金が異なります。
中部経済産業局も、LPガス販売店がそれぞれ料金を決められる仕組みだと案内しています。

つまり、同じ地域・同じくらいの使用量でも、契約しているガス会社によって料金が違う可能性があるということ。

ここがプロパンガスを考えるうえで、かなり重要なポイントかと思います。

そこで行き着く考えは、

「じゃあ安いガス会社を探して変えればいいじゃん!」

…と思うところですが、これがそう簡単ではありません。

集合住宅などでは建物単位でLPガス会社が決まっていることもあり、入居者が自由に変更できないケースがあります。

我が家もまさにここで困りました。

料金が高いと思っても、簡単にガス会社を変更できない。

そこで私は「変更できないなら、安くしてもらえないの?」ということで、ガス会社に料金交渉をすることになります。笑

その話はもう少し後で紹介しますね。


実はLPガスの料金ルールも変わっています

そして、今回リライトするにあたって調べてみると、もうひとつ大きな変化がありました。

2025年4月2日から、LPガス料金の表示・計上方法に新しいルールが施行されています。

LPガス料金について「基本料金」「従量料金」「設備料金」の3つに分けて通知する「三部料金制」が徹底されることになりました。

さらに、新規契約ではエアコンやインターホン、Wi-Fi機器など、LPガスの消費とは関係ない設備費用をガス料金に計上することが禁止されています。

賃貸住宅の新規契約については、ガス器具などの消費設備費用についてもLPガス料金として請求することが禁止されました。

なぜこんなルールができたのか?

実はこれまで一部の賃貸住宅では、LPガス会社がオーナー側に設備などを提供し、その費用を入居者のガス料金から回収するような商慣行が問題視されていた背景があるようです。

経済産業省も、こうした慣行によってLPガス料金が不透明で高いと指摘されてきたと説明しています。

…これを知ってしまうと、

「プロパンガスって高いよね」だけでは済まない話だったんだな。。

と思います。

もちろん、すべてのプロパンガス会社が不当に高い料金を設定しているという話ではありません。

ただ、利用する側としても「請求されたから払う」だけではなく、料金の内訳を確認することが大切ということですね。

ちなみに現在は、請求時に基本料金・従量料金・設備料金の3項目を分けて通知することが求められています。

なのでプロパンガスを利用している方は、一度自分の請求書を確認してみてもいいかもしれません。

もちろん私も「うちの料金、ちゃんと見てみよ…」となりました。笑


プロパンガス=悪い、というわけではない

ここまで読むと、
「じゃあ都市ガス物件を選んだ方がいいじゃん!」

となりそうですが、一応プロパンガスにもメリットはあるんです。

都市ガスのような大規模な導管を必要とせず、ボンベなどで個別に供給できるため、都市ガスの供給網が整っていない地域でも利用できます。

さらにLPガスは分散型のエネルギーで、災害時の復旧のしやすさなどもメリットとして挙げられています。
地方で暮らすならプロパンガスのお世話になることも珍しくありません。

だから、「プロパンだからダメ!」ではなく「契約する前に料金を確認しておく」ことが大切なんだと思います。

私の場合はそこまで確認せずに引っ越して、

初回請求10,255円。

そこから真剣にプロパンガスについて調べ始めました。笑

では、我が家の料金はプロパンガスの中でも本当に高かったのでしょうか?
次は、岐阜県・多治見周辺のLPガス料金と我が家の料金を比較してみたいと思います。


我が家のプロパンガス代は本当に高い?岐阜県の平均と比較してみた

さて、ここまで散々「プロパンガス高い!」と言ってきました。

ここで新たに生まれた疑問がひとつ。

そもそも我が家の契約しているプロパンガスが高いのか?

それとも、

プロパンガスならこれくらいが普通なのか?

ということ。

そこで、岐阜県のLPガス料金と我が家の料金を比較してみることにしました。

岐阜県のプロパンガス料金はいくら?

LPガスの価格については、一般財団法人日本エネルギー経済研究所の石油情報センターが地域別の価格を公表しています。

2026年4月の岐阜県の平均価格は、次のようになっています。

使用量岐阜県の平均価格
基本料金1,951円
5㎥5,594円
10㎥9,081円
20㎥15,836円

※基本料金・消費税込みの価格です。

つまり、岐阜県でプロパンガスを10㎥使った場合、平均すると約9,081円ということになります。

…ん?ちょ、待てよ。

我が家の料金をもう一度見てみましょう。

我が家の料金と比べてみる

我が家が岐阜へ引っ越してからの料金はこちら。

使用量ガス料金
2025年11月11.9㎥10,255円
2025年12月7.3㎥7,337円
2026年1月10.2㎥9,199円
2026年2月13.4㎥11,188円
2026年3月7.0㎥7,144円

2026年1月を見ると、10.2㎥で9,199円。

岐阜県の平均は、10㎥で9,081円。

……。

88life
88life

はいー!ほぼ平均でしたーー!笑

最初の請求を見たとき「このガス会社めちゃくちゃ高いんじゃないの?」と思っていましたが、、、

でも、現在公表されている岐阜県全体の平均と比較すると、少なくとも我が家だけが飛び抜けて高い料金を払っているようには見えないのは良かった。のか…?

ここは今回、過去の記事から大きく認識が変わったところです。


「我が家のガス会社が高い」というより…

以前の私は、

都市ガス時代と比べて料金が高くなった

契約しているプロパンガス会社が高いのでは?

と考えていました。

しかし、今回改めてデータを調べてみると「我が家のガス会社だけが特別高い」というより、岐阜県のプロパンガス料金自体がこれくらいする

と考えた方が近そうですね。

もちろん、岐阜県の平均価格はあくまで平均です。
LPガスは販売店や契約条件によって料金が異なるため、「平均と同じだから絶対に適正価格」というわけではありません。

それでも、10㎥前後で9,000円程度という我が家の料金は、少なくとも岐阜県の平均から大きく外れてはいませんでした。

「ボッタくられてたー!!」みたいな展開にならなくて良かったです。
良くも悪くも普通な結果でしたね。笑


多治見だけの平均価格ではない点には注意

ただ、ここでもうひとつ注意しておきたいのが、今回比較しているのは岐阜県全体の平均価格だということです。
プロパンガスは地域や販売店、契約条件などによって料金が違います。

そのため、「多治見市なら必ず10㎥で9,081円」という意味ではありません。

あくまで、「岐阜県全体で見ると、これくらいがひとつの目安」として考えてください。

自分のプロパンガスが高いのか気になる場合は、請求額だけではなく、基本料金・従量料金・使用量を確認して、地域の平均と比べてみるのが分かりやすいと思います。


それでも都市ガス時代より家計負担は増えた

そして、ここが今回一番伝えたいところです。

我が家のプロパンガス料金が岐阜県の平均付近だったとしても、我が家のガス代が大阪時代より高くなった事実は変わりません。

大阪で都市ガスを使っていた2025年1月〜10月は、月平均約4,564円。

岐阜へ引っ越してプロパンガスになった最初の5か月は、月平均約9,025円。

比較期間や季節が違うため単純比較はできませんが、実際の家計から出ていった金額はかなり増えました。

つまり今回の経験から感じたのは「高いガス会社に当たったかどうか」だけを気にすればいいわけではないということです。

地方へ引っ越してプロパンガス物件を選ぶ場合、地域の一般的な料金だったとしても、都市ガスを使っていた頃より光熱費が上がる可能性があります。

だから物件探しでは、家賃+駐車場代だけではなく、ガスの種類や料金まで確認しておく。

これは、地方移住を考えている方にはぜひ伝えておきたいポイントです。

私も引っ越す前に、もう少しプロパンガスについて調べていれば良かったです。。。
完全に、『家賃!立地!間取り!自然!よし!』って感じでしたからね。笑


当時の私は、そんなことを知りませんでした

今でこそ「岐阜県の平均と比べたら、そこまでおかしくない」と言えます。
でも、請求を見た当時の私はそんなことを知りません。

大阪時代との料金差を見て「いや、これは高すぎるでしょ!」と思いました。

そこでまず管理会社へ連絡。

そして最終的には、プロパンガス会社へ直接、料金交渉をしてみることにしました。

果たして、

88life
88life

ガス代…もう少し安くなりませんか?泣泣泣

…は通用するのでしょうか。笑

次は、実際に私がやってみたプロパンガスの値下げ交渉について紹介します。


プロパンガスは値下げできる?実際に交渉してみた

「ガス代、高すぎない?」

当時の私の頭の中はこれだけでした。笑

料金を安くする方法がないか調べてみたところ、プロパンガスは都市ガスとは違い、販売店によって料金が異なることを知ります。

だったら「もっと安いガス会社に変更すればいいのでは?」と思いますよね?

ところがどっこい、我が家は賃貸物件。
ここから話が少しややこしくなりました。


まずは管理会社に相談してみた

我が家の場合、自分たちで勝手にガス会社を変更していいのか分からなかったので、まずは賃貸物件の管理会社に電話してみることに。

88life
88life

プロパン料金が思っていたより高くて、ガス会社を変更することってできますか?

結果は、

建物として契約しているので個人の判断でガス会社を変更するのは難しいです。

とのこと。
まあ、そうですよね。笑

集合住宅などでは、建物単位でガス会社と契約している場合があります。

自分の部屋だけ「今日から別のガス屋さんでよろしく〜!」とはできないわけです。

持ち家であれば自分でLPガス会社を比較して変更できる場合もありますが、賃貸では大家さんや管理会社が関わってくるため、入居者が自由に変更できないケースがあります。

ということで、

ガス会社変更作戦、終了。

…早い?
でも、ここで諦めたわけではないんです。


変更できないなら、値下げしてもらえばいいのでは?

ガス会社を変えられない。。。
だったら、今のガス会社に料金を下げてもらえばいいじゃないですか!

ということで、今度は契約しているガス会社へ直接連絡してみました。

思い立ったらすぐ行動!笑

メールで管理ガス会社に以下のメールを送りました。

◯◯株式会社
ご担当者様

いつもお世話になっております。
多治見市の(建物名)にてガスをご供給いただいております、88lifeと申します。

このたび、ガス料金についてご相談したく、ご連絡差し上げました。
直近(2025年11月分)のご請求内容を確認したところ、

・基本料金:2,300円
・従量料金:605円(0〜5㎥)、585円(5〜10㎥)
・今回使用量:11.9㎥
・従量料金合計:7,023円
・総額(消費税込):10,255円

となっておりました。

地域の相場も確認したところ、多治見市の一般的なプロパンガス料金は

・基本料金:1,650円前後
・従量単価:330〜400円前後

という水準が適正価格帯とされており、また多治見市全体の平均でも単価は700円前後と伺っております。
今回の明細を見ると、従量単価が605〜585円で推移しており、相場と比較して高めであると感じております。
建物の契約上、ガス会社そのものを変更できないことは承知しておりますので、もし可能であれば、以下2点についてご対応いただけないかご相談できればと思いご連絡いたしました。

① 現在適用されている料金プラン(基本料金・従量単価)の再確認
相場に合わせた料金の見直し、またはプラン調整のご提案

長く安心して利用させていただきたいと考えておりますので、ご無理のない範囲でご検討いただけましたら幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと大変助かります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

※こちらは当時、私が調べた情報をもとに実際に送ったメールです。今回改めて公表データを確認したところ、当時参考にしていた「適正価格」の情報は岐阜県の平均価格とは大きく異なっていました。現在の比較については前章をご覧ください。

ありがたいことにすぐに返信とその翌日にはわざわざ自宅まで担当者さんが訪ねてきてくれました!

結果は――

値下げできませんでした。笑
期待させてごめんなさい

粘りましたが、、、向こうも商売。そう簡単にはいきませんね。


料金について説明してもらった

実際に、現在の契約や料金について説明してもらいました。

当時はなかなか納得できませんでしたねぇ。

「やっぱりプロパン高いなぁ…」という感想だったのですが、今回この記事をリライトするために岐阜県の平均料金を改めて調べてみると、前章で紹介したとおり、我が家の料金は岐阜県平均から大きく外れているわけではありません。

なので今思えば、「なんで値下げしてくれないんだー!」というより「そりゃ簡単には下がらんか。笑」というのが、今振り返った感想です。


値下げ交渉して分かったこと

結果だけを見れば、今回の値下げ交渉は失敗です。

でも、電話してみたこと自体は無駄ではなかったと思っています。
というのも、自分がどんな料金で契約しているのかを確認するきっかけになったから。

「プロパンガスは高い」

という情報だけを見ていると、

「自分も高い料金を取られているのでは?」

と思ってしまいます。

でも本当に確認したいのは、

自分の基本料金はいくらなのか?
従量料金はいくらなのか?
地域の料金と比べてどうなのか?

というところ。

現在はLPガス料金の透明化に向けたルールも強化されているので、まずは請求書や料金通知を確認してみるのがいいと思います。

分からないところがあれば、ガス会社に問い合わせてみる。

そのうえで「この料金ってどういう計算なんですか?」と聞くのは全然ありだと思います。

値下げしてもらえるかどうかは別として。笑


賃貸なら契約前に確認する方が圧倒的にラク

そして今回、一番感じたのがこれ。

住んでからどうにかするより、住む前に確認した方が圧倒的にラクということ。

我が家の場合、

引っ越す

初めてプロパンガスの料金を見る

高くて驚く

管理会社へ電話

ガス会社変更は難しい

ガス会社へ値下げ交渉

値下げできず

という流れになりました。

完全に後手です。笑

これから賃貸物件を探すなら、物件情報の「プロパンガス」という文字を見るだけではなく、契約するLPガス会社と料金体系まで確認しておくと安心…というか事前に心構えできるかなと。

2025年4月からは、賃貸住宅の入居希望者に対してLPガス料金を事前に提示する取り組みも進められています。

不動産会社やオーナーなどを通じて料金情報が提示される仕組みになっているため、物件選びの段階で確認しておきたいところです。

特に地方移住の場合「家賃が都会より2万円安くなった!」だけで判断するのではなく、家賃・駐車場・車の維持費・電気代・ガス代などを含めて、毎月の生活費全体で考えることが大切だと思います。

これは実際に大阪から岐阜へ移住したからこそ感じたことです。


値下げできないなら、残された方法は…

ガス会社は変更できない。

値下げ交渉も失敗。

となれば、残された方法はひとつ。

節約!

ということで我が家では、プロパンガスになってからガスの使い方も少し意識するようになりました。

特に影響が大きかったのが、お風呂。

毎日使うものなので、無理に我慢するつもりはありません。

目指すのは「生活の快適さを犠牲にせず、無駄なガスだけ減らす」こと。

次は、実際に我が家でやってみたプロパンガスの節約方法と、その後どうなったのかを紹介します。


値下げできないなら節約!我が家で実際にやったこと

ガス会社の変更は難しい。
値下げ交渉も失敗。

そうなると、私たちにできることはシンプルです。

使い方を見直す。

とはいえ「ガス代を安くするために寒いのを我慢する!」みたいな生活はしたくありません。笑
自由な暮らしを目指して地方へ引っ越したのに、毎日ブルブル震えながら生活していたら本末転倒です。

そこで我が家では、生活の快適さはなるべく変えず、無駄に使っているガスを減らすという方向で節約してみることにしました。


一番見直したのは「お風呂」

我が家で一番意識したのがお風呂です。
プロパンガスになってから「毎日お湯をたっぷり使ったら結構いくよな」と思うようになりました。

そこで、以前よりもシャワーを出しっぱなしにしないようにしたり、湯船の湯量を少し減らしたり、必要以上に長時間使わないようにしたり。

ものすごくストイックな節約をしているわけではありません。

出しっぱなしを減らす。
無駄に長く使わない。

必要以上に使わない。

基本的にはこれくらいです。

お風呂って毎日のことなので、1回の差は小さくても積み重なるとそれなりの使用量になります。

「今日はガス代節約のために風呂なし!」みたいなのはやってません。笑
そこまでしたら節約というより修行です。


料理はそこまで気にしてない

一方、料理についてはあまり神経質になってません。
もちろん、必要以上に火を強くしたり、ずっとつけっぱなしにしたりはしないようにしてます。

ただ「ガス代が高いから煮込み料理は禁止!」みたいなことまではしていません。笑

無理なく続けられるところだけ変える。

我が家ではこのくらいの温度感でやっています。

最近はIHヒーターを購入してラーメンとかお味噌汁、鉄板料理などはそれで作るようにはなりました。
冬の鍋物はこれで対策してみようと考えてます。笑


節約したら、本当にガス代は下がった?

さてさて、ここからが一番大事なところ。

最初に10,255円の請求を見てから、ガスの使い方を意識するようになった我が家。
その後の料金をもう一度見てみます。

使用量ガス料金
2025年11月11.9㎥10,255円
2025年12月7.3㎥7,337円
2026年1月10.2㎥9,199円
2026年2月13.4㎥11,188円
2026年3月7.0㎥7,144円

12月は、10,255円 → 7,337円まで下がりました。

「節約効果!!」

と思いたいところですが……。

その後、
1月:9,199円
2月:11,188円。

戻っとる。笑

結局、2月には過去最高の11,188円になりました。


ガス代は節約だけでは語れなかった

この結果を見ると「じゃあ節約しても意味ないじゃん!」と思われるかもしれません。

でも、そうとも言い切れません。
ガスの使用量は、生活の仕方だけでなく季節や気温にも大きく左右されるからです。
特に冬は水道水そのものが冷たくなります。

同じ温度のお湯を使うとしても、冷たい水を温めるためには夏より多くのエネルギーが必要になります。
さらに寒い時期は、お風呂やシャワーを使う時間が長くなったり、お湯を使う機会そのものが増えたりすることもあります。

我が家でも、

11月:11.9㎥
12月:7.3㎥
1月:10.2㎥
2月:13.4㎥
3月:7.0㎥

と、使用量にはかなりバラつきがありました。

なので今回のデータだけから「この節約方法で月○○円安くなりました!」とは言えず。。。

ここは変に盛らずに、正直に書いておきます。

節約を意識していても、冬は普通に高かったです。笑


それでも「無駄を減らす」のは続けています

だからといって、節約する意味がないとは思っていません。

シャワーを出しっぱなしにしない。
必要以上にお湯を使わない。
こうしたことは生活の満足度をほとんど下げずにできてます。

我が家が目指しているのは、ガスを使わない暮らしではなく、無駄に使わない暮らし。
ここは今後の暮らし方に対しても影響があるので結構大事にしています。

月数百円を節約するために毎日ストレスを感じるくらいなら、私は普通にお風呂に入ります。笑

その代わり、満足度が変わらない出費なら減らす。
このくらいが、長く続けられる節約なんじゃないかなと思っています。


プロパンガスで効果が期待できる節約方法

我が家で特に意識したのはお風呂でしたが、一般的にはこんなところも見直しやすいです。

  • シャワーを出しっぱなしにしない
  • 家族でなるべく間隔を空けずに入浴する
  • お風呂の追い焚きを減らす
  • 給湯温度を必要以上に高くしない
  • 食器洗いでお湯を流しっぱなしにしない
  • 鍋底から炎がはみ出さない程度の火力で調理する

全部やる必要はないと思います。

まずは「これなら別に生活変わらないな」と思えるところからで十分。
節約って、1か月だけ頑張るより、何年も無理なく続けられる方が大事ですからね。


地方移住するなら「家賃以外の生活費」も確認しておこう

今回、プロパンガスについていろいろ調べて、一番感じたことがあります。

それは、地方移住=生活費が全部安くなるわけではないということ。

自由な暮らしを目指す中で、生活費を下げることはかなり重要だと考えています。

収入を増やす。
投資で資産を増やす。

もちろんそれも大切ですが、毎月必要なお金そのものを減らせれば、自由な暮らしにも近づきやすくなります。

そう考えると、地方暮らしには大きなメリットがあります。

ただ、実際に大阪から岐阜へ引っ越してみて「地方なら何でも安い」というほど単純ではないなとも感じました。

今回のプロパンガスは、まさにそのひとつです。


家賃が安くても、トータルでは分からない

たとえば、
都市部:家賃80,000円
地方:家賃65,000円

だったら「地方なら毎月15,000円も安くなる!」と思いますよね。

年間なら18万円。かなり大きいですよね。

でも、地方へ引っ越したことで、

  • ガス代が上がった
  • 車が必要になった
  • ガソリン代が増えた
  • 駐車場代が必要になった

となれば、家賃だけで比較したときほど生活費は下がらないかもしれません。

逆に、駐車場込みの物件だったり、都市部より家賃が大幅に安かったりすれば、車の維持費が増えてもトータルでは安くなる可能性もあります。

つまり大切なのは、ひとつの金額だけで判断しないこと。だと思います。


賃貸契約前に確認しておきたいこと

もし今後、私がもう一度地方で賃貸物件を探すなら、ガスについては最低でも、

① 都市ガスかプロパンガスか
② プロパンなら基本料金はいくらか
③ 従量料金はいくらか
④ 設備料金が設定されているか
⑤ どのLPガス会社と契約することになるのか

このあたりは確認します。

特にプロパンガスは販売店や契約によって料金が異なるので、

「プロパンだから高いだろうな」

で終わらせず、実際の料金まで確認した方がいいと思います。

できれば「この物件で2人暮らしをした場合、過去の入居者は月どれくらいのガス代になっていますか?」と聞いてみるのもありです。

もちろん、使い方によって料金は変わるので正確な金額は分かりません。
それでも料金表が分かれば、自分の現在の使用量を参考にある程度の目安は計算できます。

物件を2つで迷っているなら、家賃は安いけどプロパンの物件家賃は少し高いけど都市ガスの物件で、トータルの生活費を比較してみるのもいいかもですね。


2025年からはLPガス料金を確認しやすくなった

そして、これから賃貸物件を探す人には追い風もあります。

前の章でも少し触れましたが、2025年4月からLPガスをめぐるルールが変わっています。

賃貸集合住宅については、入居希望者が契約前にLPガス料金を確認できるよう、LPガス事業者からオーナーや不動産管理会社などへ料金情報を提示することが求められるようになりました。

そのため、プロパンガス物件を検討しているなら、不動産会社などに、「この物件のLPガス料金表を確認できますか?」と聞いてみるのがおすすめです。

知らずに契約して、「初回請求1万円超えてるんですけどー!」

となった私と同じルートを歩む必要はありません。笑


地方移住で見るべきなのは「毎月いくらで暮らせるか」

これはガスだけの話ではありません。

地方移住を考えるとき「家賃がいくら安くなるか」だけを見るのではなく、その地域で暮らしたら、毎月いくら必要になるのか。

ここまで考えることが大切だと思っています。

家賃、光熱費、車、ガソリン、駐車場、食費。
反対に、都会で払っていた交通費や高い家賃などが減ることもあります。

それらを全部合わせて、自分たちの暮らしでは結局どうなるのか?を見る。
我が家の場合、プロパンガス代については大阪時代より負担が増えました。

でも、それだけを理由に「地方移住は失敗だった」とはまったく思っていません。

自然が近くなったり、以前より自分たちが求めていた暮らしに近づいたり。
お金だけでは測れない部分も含めて、今の暮らしには満足しています。

だからこそとにかく一番安く暮らせる場所を探すというより、自分が欲しい暮らしと、それに必要なお金のバランスを考える。

それが、私の考える「ちょうどいい自由」にもつながっている気がします。
プロパンガス代1万円から、ずいぶん壮大な話になってしまいましたな。笑

でも今回の経験は、実際に暮らしてみないと分からない地方移住のリアルのひとつだったと思っています。


まとめ|プロパンガスは高かった。でも調べて分かったこともあった

今回は、大阪から岐阜へ引っ越して、都市ガスからプロパンガスに変わった我が家の実体験をまとめてみました。

引っ越して最初の請求は、11.9㎥使用して10,255円。

大阪で都市ガスを使っていた頃と比べるとかなり高く感じて、「プロパンガス高すぎない!?」と思ったのが、そもそもこの記事を書いたきっかけでした。

その後も家計簿を確認してみると、2025年11月〜2026年3月の5か月間で45,123円。
月平均では約9,025円かかっています。

大阪で都市ガスを使っていた2025年1月〜10月は月平均約4,564円だったので、我が家の実際の家計負担が増えたのは間違いありません。

ただ、今回この記事をリライトするために改めて調べてみると、少し見え方が変わりました。
岐阜県のLPガス平均料金と比較すると、我が家の料金だけが飛び抜けて高かったわけではなかったんです。

今回の経験をまとめると、

  • 都市ガスからプロパンガスになり、我が家のガス代は実際に増えた
  • 都市ガスとプロパンガスは熱量が違うので、1㎥あたりの単価だけでは比較できない
  • LPガスは販売店や契約によって料金が違う
  • 我が家の料金は、調べ直すと岐阜県平均から大きく外れてはいなかった
  • 賃貸では自分だけガス会社を変更するのが難しい場合がある
  • 実際に値下げ交渉してみたものの、我が家の場合は安くならなかった
  • 節約しても冬場は普通に1万円を超えた
  • だからこそ、賃貸契約前に料金を確認しておくことが大切

こんな感じです。

最初は「プロパンガス高ぇぇぇ!」という記事だったんですけどね。笑

実際の料金を5か月追いかけて、最新の制度や岐阜県の平均料金まで調べ直してみると、

「高いのは確か。でも、思っていた理由とは少し違った」

という結論になりました。

こういうのも、実際に暮らしてみないと分からないことですね。

これから地方移住を考えている方。

「うちのプロパンガス、高くない?」と思っている方。

我が家の実体験が少しでも参考になれば嬉しいです!

ここまで読んでくださりありがとうございました〜!

ではでは〜


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