傷病手当金を実際に受け取ってわかった申請の流れと注意点|副業・サイドFIRE志向にも役立つ制度

雑談

ご覧いただきありがとうございます!
突然ですが、あなたは「傷病手当金」という制度を知っていますか?

これは、病気やケガで仕事を休まなければならなくなったとき、一定期間収入を補償してくれるありがたい制度です。

今回実際に申請・受給してみたことで、「働けない=無収入」という不安から少し解放され、安心感を得られました。

この記事では、傷病手当金の基本的な制度内容から、実際の申請手順、もらって気づいた注意点まで、リアルな体験をもとにお伝えしますね。


病気やケガで会社を長期間休まなければならなくなったとき、一定の条件を満たせば支給されるのが「傷病手当金」です。会社員が加入している健康保険制度から、給与のおよそ3分の2にあたる金額が、最長で1年6ヶ月間支給されます。

主な条件は以下のとおりです。

  • 健康保険に加入していること
  • 業務外のケガや病気であること(通勤災害や私病など)
  • 連続して3日間以上仕事を休んでいること
  • 休業中に給与が支払われていないこと(一部支給でも減額されます)

私が申請することになった理由

「逆流性食道炎」持ってる方手挙げて〜٩( ᐛ )و ハーイ
そうなんです。。私の場合「逆流性食道炎」が悪化して、日常生活すらままならず。。

朝起きたらトイレで精神統一、ご飯食べに行ったら急に食べれない、職場でも吐き気が酷くて冷や汗カーニバルな状態が続きました。

そんなことが続き、通院して医師の診断を受けた結果「しばらく療養が必要」と判断され、会社も了承してくれたため、傷病手当金を申請することにしました。

このとき生まれて初めて「制度を知ってて良かった…」と実感しましたね。(※後日談)


申請には以下のステップが必要でした。

  1. 会社で「健康保険傷病手当金申請書」をもらう
    • もしくは担当部署へ連絡して郵送してもらいましょう!
  2. 主治医に「傷病手当金意見書」を記入してもらう
    • 症状や状況をしっかり伝えてください。
  3. 会社に「事業主記入欄」を記入してもらう
    • 直接じゃなくても大丈夫。担当部署に送付したらやってくれました。
  4. 自分で「被保険者記入欄」を書いて、健康保険組合に提出
    • 記載に間違いがあると、承認されず面倒なのでしっかり書きましょう。

ここで 重要な注意点 が1つあります!

傷病手当金の申請は「未来日」を含めての申請はできません!
つまり「●月●日まで休む予定だから、一括で申請しておこう」といったやり方はできません。
実際に休んだ期間が過ぎた後、過去分について申請するのが基本となります。

私もそれを知らずに提出して、書類を差し戻されました。笑

また、診断書の記入や会社側の対応に日数がかかるので、できるだけ早めに動くことをおすすめします。


正直、「働けない=無収入」という状況は想像以上に不安でした。
妻にも不安にさせてしまって申し訳なさもあります。

でも、傷病手当金のおかげで「最低限の生活費は確保できる」という安心感ができ、療養に集中できています。

そしてこの時間をきっかけに、副業や今後の働き方、自分の人生設計をじっくり見直すこともできました。


サイドFIREを目指す私にとって、会社員でいることのメリットの1つが「社会保障制度の恩恵を受けられること」だと痛感しました。

副業やフリーランスへの転換を検討している方も、「いざという時に頼れる制度」として、傷病手当金の存在は知っておくべきだと思います。

「会社に迷惑をかけてしまうんじゃないか…」「この程度なら気合いでどうにかできるでしょ!」
様々な考えはあると思います。ただ、我慢はしすぎないように。

ではでは。


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