日本株、なんかめっちゃ上がってますねぇ。背景とこれからをゆるっと考察

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本記事の内容は、私の体験や調査に基づいたものであり、特定の金融商品や銘柄を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクが伴うため、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

こんにちは!88lifeです。
暑い日々が続いておりますが、ピークは過ぎ去ったのかな?
熱中症などには引き続き気をつけてくださいね。

さて、2025年8月、日本株がめちゃくちゃ元気ですね。
日経平均が史上最高値を更新!一気に伸びましたねぇ。
ついこの前まで「バブル期を超えるなんて…」の雰囲気でしたが、あっさり抜いてしまったわけです。

日本株のアプリを開いたら、グラフが右肩上がりで、

88life
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え、どした?ラッキー。笑

と、よくわからないけど上がってる状況。

そんな、「なんかめっちゃ上がってる日本株」ですが、調べてみるとちゃんと理由(要因)はありそうです。
今回はその高騰している背景と、これからについてゆるっと、でもポイントは押さえて書いていきますね。


高騰の背景:なぜ今、日本株が人気なのか?

① 海外マネーが流れ込んでいる。

まず、大きいのは、海外投資家の買い越し。
特に影響の大きい、米国や欧州の投資家たちが、日本市場に積極的に資金を入れています。

理由は大きく2つ。

  • 円安で買いやすい
    為替が1ドル=150円付近と円安水準なので、海外から見ると「日本株が割安」に見えるんです。
    「ブランド品セール中!」みたいな感じで、「じゃあ今のうちに!」と資金が入ってきているわけです。
  • 企業改革が進んでいる
    東証が「資本効率を改善してくださいね」と企業に促していて、自社株買いや配当増を発表する企業が増えています。「株主還元が増えるなら買うしかない」という投資家心理が働いています。

② 半導体・AI関連の追い風

米エヌビディアなど、世界の半導体需要はAIブームで大きく伸びています。
その恩恵を受ける日本企業(製造装置、素材メーカーなど)の株価が上昇し、日経平均を押し上げています。

③ 内需回復&観光復活

インバウンド需要もじわじわ回復し、観光・小売・飲食関連の株価にもプラスの影響が出ています。
「円安で日本旅行が安い!」という海外観光客が増え、ホテル株や空港関連株も好調!


米中情勢と日本株価の関係

米中関係って日本株に影響あるの?

88life
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そうなんです。実はめちゃくちゃあるんですよ。

① 貿易摩擦と半導体規制

アメリカは中国への先端半導体輸出を規制しています。
その穴を埋める形で、日本企業に需要が回ってくる部分もあれば、逆に規制対象になるリスクも。
米中の仲が悪くなると、日本企業はサプライチェーンの再構築を迫られますが、短期的には代替供給で利益を得る企業も出ます。

② 米中の景気動向が日本に直結

日本の輸出の大部分は中国・アメリカ向け。
どちらかの景気が落ち込むと、日本の製造業にも直撃します。
たとえば、不動産バブル崩壊懸念や地方債務問題が悪化すれば、設備投資需要が減って関連株は一気に冷え込んでしまいます。

③ 米中情勢はいま“休戦中”だが…

アメリカが中国との追加関税を90日間延長(=一旦ストップ)。
このニュースで世界中の投資家が「とりあえず米中ケンカは一休みか…」となったみたいです。

ただ、次のアメリカ大統領選が終われば、再び関税強化に動く可能性も考えられますね。

日本への影響は?
  • 自動車や電子部品の輸出に打撃の恐れ
  • 中国経済減速で日本企業の売上減少
  • 半導体やAI分野の技術覇権争いは継続

つまり、今の株高は一時的な“平和ボーナス”のようなもので、期限付きの可能性が高いです。


2025年後半の見通し

【ポジティブ要因】

  • 円安はなんだかんだしばらく続きそう
  • ↑に伴い、海外投資家が引き続き日本株を割安と見る
  • 東証改革でROE改善が進む
  • 半導体やAI関連需要の長期成長

ROE(株主資本利益率)とは…
「株主から預かったお金でどれだけ効率よく利益を生み出しているか」を表す指標です。数字が高いほど“稼ぐ力が強い会社”と見られます。
東証は「ROEが低い企業はもっと頑張って」と促していて、企業も株主還元や事業効率化に動いています。これが投資家の信頼アップにつながってます。

【ネガティブ要因】

  • 円安が限界に近づくと、為替差益が消える
  • 米中関係の悪化による貿易・投資規制
  • 日本国内の消費は物価高で頭打ち
  • アメリカの景気減速が来たら一気に資金が引き上げられる可能性

まとめ:お祭りのあとは静けさも。

なんか日本株めっちゃ上がってますけど、それは偶然の一発花火じゃなくて、為替・海外マネー・企業改革・半導体ブームなどといった、複数の要因が追い風となった結果だと個人的に思っております。

投資してない人でも一度は名前を聞いた事あるであろう、ウォーレン・バフェット氏が、日本の商社株を長期保有すると言ってたこともありましたね。
それくらい日本株は世界から注目されて、上昇トレンドの真っただ中なのです。

とは言え、米中情勢という大きなリスク要因はまだ消えていません。

正直、今の相場は「お祭り感満載」です。
上がっている時は、大体は上がるので、つい飛びつきたくなるんですが、「どこで降りるか」を考えてないと高値掴みになってしまう可能性も。
積立て投資の場合は、そこまで気にしないんですが、一時的な個別株となるとなんか怖いですよね。笑

今はこの盛り上がりを楽しみつつも、冷静な視点は忘れずに。
「なんかめっちゃ上がってますねぇ」で終わる…はずもなく、いずれは「なんかめっちゃ下がってますねぇ」になる前に保有している短〜中期株を手放すタイミングを見計らっておきたいですね。

油断はせずに動向チェックは引き続きしておこうと思うそんな相場でございます。
以上、考察(?)でした〜!


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ここまで読んでくれてありがとうございます!

ではでは〜


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