高市総裁誕生で考える日本株投資戦略:注目セクターとETF活用法

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本記事の内容は、私の体験や調査に基づいたものであり、特定の金融商品や銘柄を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクが伴うため、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

こんにちは。88lifeです。
先日、2025年10月4日に「高市早苗さん」が日本の新総裁に就任しましたね。

ニュースでは「日本初!」「政策変化の可能性」などが注目されていますが、実際に何が変わるかはまだこれから。グレーゾーンの状況だからこそ、「期待」「リスク」の両面を押さえておきたいですね。

この記事では、高市政権下で注目される投資テーマやセクター、戦略を整理しました。
あくまで個人の考察としてご覧くださいませ。


高市早苗新総裁誕生!市場はどう動いた?

2025年10月4日、高市早苗さんが日本の新総裁に就任しました。
このニュースを受けて市場は早速反応し、円安傾向株式市場の活況が見られました。

高市政権のキーワードは「成長戦略×経済安全保障」と言った感じでしょうか。
防衛力の強化、エネルギー政策の見直し、半導体・AIへの国家投資が柱になると見られ、投資家たちの期待感は高まっております。

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「国策」と言う波に乗れるか。投資の王道が機能するチャンス!


セクター別戦略:勝ち筋と注意点

ここからは、私が思う主要テーマごとに、「追い風の根拠」「狙い方」「リスク要因」を示した上で、具体銘柄・投資アプローチ案を入れておく。

1. 防衛・航空宇宙セクター

追い風根拠

狙い方・銘柄例

  • ニッチ技術を持つ精密機器・制御系:例として ナブテスコ は、航空機制御装置や精密減速機で国内シェア強く、防衛用途も伸長可能性ありとの見方。
    株探+2ダイヤモンド・オンライン+2
  • 重工系大型株:三菱重工業、川崎重工業、IHI などは防衛装備系の受注も一定持つ。
    やさしい株のはじめ方+3ダイヤモンド・オンライン+3れぞなアセットマネジメント+3
    ただし重工は本業比率が多岐にわたるため、他部門の業績変動にも注意を払う必要あり。
    やさしい株のはじめ方+1
  • 下請け・部品系企業:防衛装備品の部材、電子部品、センサー、通信モジュールなど、収益インパクトが比較的小さい企業ほど出遅れを拾える可能性は高い。
  • 海外連携企業:日本の防衛拡張を背景に、国際共同開発や輸出も視野に入った企業が恩恵を受け得る。

リスク要因

  • 予算計画が政争や国会審議で後退するリスク
  • 安保外交の緊張が激化 → 投資家心理の悪化や輸出制限リスク
  • 大手重工の多角化事業の足を引っ張るネガティブ要因(エネルギー、造船、輸送など)
  • 技術流出や国際契約上のリスク

2. 半導体・先端材料・電子部品

追い風根拠

狙い方・銘柄例

  • 製造装置・プロセス装置メーカー
    → 半導体製造装置、検査装置、エッチング装置、露光装置など関連設備を手がける企業
  • 先端材料・特殊化学素材
    → ウェーハ材料、特殊ガス、フォトレジスト、絶縁膜材料、次世代配線材料など
  • パッケージング・基板系
    → パッケージ基板、ICパッケージ、先端実装技術関連など
  • サプライチェーン構成企業
    → 部材、試験装置、検査装置、さらにはAI用途向けメモリ系なども視野

リスク要因

  • 世界的競争激化(特に米中対立の影響)
  • 価格競争・過剰投資による需給崩れ
  • 政府支援が思ったほど手厚くならないケース
  • 製造拠点や資本支出の負荷

3. 宇宙・衛星・宇宙ごみ回収・通信インフラ

追い風根拠

  • 高市氏が「宇宙デブリ回収」などの話を公に出しており、政策的関心の高さを示している。
    東洋経済オンライン+3X (formerly Twitter)+3やさしい株のはじめ方+3
  • 衛星通信、地球観測、宇宙インフラ整備は国防・通信・インフラ政策とも連動性が強い分野
  • 民間宇宙ビジネス(小型衛星、打ち上げサービス、宇宙ごみ除去など)への関心が国際的にも高まりつつある

狙い方・企業タイプ

  • 衛星製造、通信モジュール、アンテナ・地上局インフラ関連
  • 打ち上げサービス企業、宇宙輸送システム会社
  • 宇宙デブリ除去技術・アクティブ除去システムなどの技術を持つベンチャー
  • 衛星データ解析、宇宙×AI融合サービス企業

リスク要因

  • 技術ハードルやコスト高、事業成立性の不確実性
  • 規制・国際条約リスク
  • 長期間投資が必要でキャッシュ回収まで時間がかかる

4. 再生可能エネルギー・次世代エネルギー

追い風根拠

  • エネルギー安全保障強化の観点から、国内発電力多様化(再エネ+原子力再稼働など)の政策シフト可能性あり
  • 脱炭素・カーボンニュートラル政策が国際的に追い風であり、補助金・規制誘導も見込まれる
  • 蓄電池、スマートグリッド、EVインフラなど電力系統強化需要

狙い方・テーマ例

  • 太陽光発電、風力発電、地熱発電など再エネ事業者
  • 蓄電池・二次電池関連(特に次世代技術)
  • 電力制御システム、スマートグリッド関連技術
  • 水素・燃料電池、カーボンキャプチャー技術

リスク要因

  • 発電コスト・採算性のハードル
  • 補助金政策の変動リスク
  • 電力制度改革の遅れや規制障壁
  • 天候変動・資源調達リスク

5. AI/DX(デジタルトランスフォーメーション)・通信インフラ

追い風根拠

  • 政府としても成長戦略の目玉としうる分野。既に多くの国でデジタル化政策が投資テーマ化している。
  • 高市氏は総務大臣・通信政策にも関与経験があり、技術インフラ分野に理解を持つとの見方も強い。
    KABUMO〖カブモ〗+2東洋経済オンライン+2
  • 国内でもDX投資ニーズが高まっており、官公庁・自治体のシステム刷新需要も期待される

狙い方・銘柄例

  • クラウド、データセンター、ストレージインフラ企業
  • 通信インフラ(5G/6G基地局、光回線、通信機器)
  • ソフトウェア(AIプラットフォーム、機械学習、データ解析)
  • セキュリティ/サイバーセキュリティ企業(特に国家安全保障観点での需要強化)

リスク要因

  • 技術・競争の変化スピードが速く、淘汰リスクあり
  • 規制(プライバシー法、データ法など)対応のコスト
  • 投資金額の大きさゆえの資本リスク

初心者向け:ETFでテーマ投資を始めよう

個別株はリスクが高いという場合は、特に始めたての方には「テーマ連動型ETF」をオススメします。
政策トレンドを学びつつ、プロに任せて分散投資ができます。

テーマごとのETF例:

  • 《防衛・宇宙》NEXT FUNDS 防衛・宇宙ETF(1489)
  • 《エコ・再生エネルギー》グローバルX クリーンエネルギーETF(2625)
  • 《半導体》iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(米国AI・IT含む)

コツコツと毎月積み立てることで、政策の変化に長期で対応できる。
「知識の積立」も併せてできるのがETFのいいところ。

88life
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ちなみに私は上記ETFは持っていませんが、ETFは高配当のみ積立で毎月いくらもらえるのか検証記事書いてます。興味があればぜひご覧くださいませ♪


海外投資も忘れずに:アメリカ&インドは注目

高市政権で日本株が盛り上がっても、グローバルの潮流は依然として米国・インドが主役です。

米国:AI主導の再成長

  • NVIDIA(NVDA)
  • Microsoft(MSFT)
  • Super Micro Computer(SMCI)

インド:人口ボーナスによる構造成長

  • iシェアーズ・インド株ETF(1657)など

「日本のみ」ではなく、米国株などもバランスよく持つことで、リスク分散と成長の両立がしやすくなりますよ。


今後の投資戦略まとめ

戦略ポイント内容
国策テーマで波に乗る防衛・再エネ・半導体は長期テーマ
初心者はETFで分散が取り組みやすいテーマ連動ETFを中心に積立
海外も組み合わせる米国AI・インド市場で成長を狙う
焦らず長期目線政策は1年単位ではなく5〜10年単位で動く

まとめとメッセージ

高市政権の掲げる「経済安全保障」は、一過性のスローガンではありません。
日本が再び技術立国として成長軌道に乗るための中長期的テーマです。

市場は「変化」を怖がるけど、一個人としては「変化」が稼ぎどき。
変化のどの部分が現実化するかは未知数ですが、政策の風を読み、波に乗る勇気を持って取り組んでいきたいですね。

ここまで読んでくださってありがとうございます!

また次の記事でお会いしましょう。ではでは〜


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